アホウドリの繁殖地である鳥島は日本有数の活火山であり繁殖地が破壊される可能性があるため、聟島に新たな繁殖地を人為的に設ける計画が2006年から進められている。ミッドウェー島と聟島が候補地に挙がったが、聟島には島の西部から属島の鳥島にかけて既にクロアシアホウドリやコアホウドリが生息していること、以前にアホウドリの繁殖地が存在したことなどから聟島が選定された。
計画は5年間の期間で、鳥島で産まれたアホウドリの雛の一部を聟島に運んで育て、聟島を新たな繁殖地として認識させる。成鳥の模型で島内への誘引をはかり、偽物の卵を置くことで戻ったつがいの産卵を促している。
聟島のひな、初の巣立ち 小笠原のアホウドリ繁殖
山階鳥類研究所(千葉県)などは23日、国の特別天然記念物アホウドリを絶滅から守るため、新たな繁殖地にしようと計画している小笠原諸島・聟島で、初めてのひなが巣立ったと発表した。